こもれびエール。





絵『こもれびエール』


木漏れ日は、あなたにエールを贈る。
愛を贈る。
大丈夫、大丈夫。
ちゃんとみているよ。
愛しているよ。
大切なあなたへ。


いつだって、天は光を注いでくれている。
その光をそっと手渡してくれる、
緑の木々の葉たちと、
わたしは目を閉じて手を繋ぐ。








お散歩でいつも木漏れ日の美しさと優しさに感動します。
優しすぎて涙がでます。

この絵は、
庭で植物と虫たちと、一緒に調和して描きました。
紫陽花に葉を、すこし分けて貰い、
お手伝いしてもらいました。
葉っぱスタンプを骨組みにして、
水と絵の具を筆で足していく。
紫陽花の葉は、硬さ柔らかさ葉脈の浮き出方が優秀で、うっとり。
紙の上を虫がてちてち歩いていく。笑

絵を描いていると、周りに小鳥が集まってくる。

たぶん、私自身もその時、
自然の一部になれているからだと思われる。



この絵を描いていたら、
つい、無難な、緑の葉っぱの絵にした方がいいかな。
その方が、画廊の審査、通りやすいかも。
(仕事的に、ウケが良さそう)

などと、わたしの個性を出すのを躊躇った。
わたしを隠して、ありきたりな絵を描こうとした。

でも、、、
「そしたらさー、わたしが描く意味ある?」
と、内側から湧いて来て。。。

「たしかに。。。
あー、ただの植物のシンプルな絵を描くなら、
わたしが描く意味ないわ!
わたし自身がときめいてない絵を、
世に出すことをしたくて描いてるんじゃないわ!
自分が感動したエネルギーを具現化して、
世界の誰かに届けたくて、
それでしあわせな気持ちになってほしいのだから。」

と、思い直し、

感じたままに、
見えたままに、
木漏れ日からの光の粒の中にあらゆる光の色が溶け合っていることを、絵の具に託しました。

わたしは、わたしだからこそ表現出来ることを、
描きたいし、表現していく。
それが、わたしがわたしとして
ここに生まれ生きている意味だから。

だから、わたしは感覚的に捉えた色を、のせます!これからも!笑




みかづき ことの

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